東芝、回生電力貯蔵装置を東武鉄道に納入

鉄道 企業動向
東芝が東武鉄道に納入した回生電力貯蔵装置(TESS)。運河駅構内に設置され、12月22日から稼働する予定。
東芝が東武鉄道に納入した回生電力貯蔵装置(TESS)。運河駅構内に設置され、12月22日から稼働する予定。 全 1 枚 拡大写真

東芝は12月18日、回生電力貯蔵装置(TESS)を東武鉄道に納入したと発表した。東武鉄道は22日からTESSの使用を始める。

TESSは、鉄道車両の減速時に発生する回生電力を貯蔵し、加速時には貯蔵した電力を架線に流すことで回生電力を有効活用する装置。東武鉄道は野田線(東武アーバンパークライン)の運河駅(千葉県流山市)構内にTESSを設置した。

東芝によると、運河駅のTESSは同社のリチウムイオン2次電池「SCiB」に電力をためる方式を採用。一般的な回生電力貯蔵装置と比べて約10倍のバッテリー容量を持つ。また、同社独自の充放電制御技術の採用により効率的な充放電を実現するという。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  2. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  3. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  4. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  5. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る