ダイハツ『コペンエクスプレイ』は、先代から一番遠いイメージでデザインされた。
コペンエクスプレイを計画することになったきっかけについて、ダイハツ工業デザイン部の池内淳さんは、「我々も初代『コペン』をすごく愛していた。しかし、それではダメだという想いからスタートした」と話す。
ダメだという理由を池内さんは、「デザイナーとしては、初代の素晴らしいデザインに負けたくない、新しいモノを生み出したいという気持ちがある。デザイナーとして、初代を違う形で越えてやろうとした結果なのだ」という。
そして、「半分趣味にもなってくるのだが、自分が本当に乗りたいスポーツカーは何だろうと、チームで話し合いながらデザインしていった」と述べる。
「初代はオープンでのんびり走ろうよというイメージであるのに対し、真逆の攻撃的で、サーキットとかをがんがん走るようなイメージ。一番ぶっ飛んだところをデザインしていった」と新しいイメージで初代を超えるデザインを描いたことを語った。
