スズキ鈴木会長、RJC特別賞受賞の喜び語る…「技術陣の努力の賜物」

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スズキ 新型アルト 発表会
スズキ 新型アルト 発表会 全 4 枚 拡大写真

スズキの鈴木修会長は12月22日、都内で開いた新型『アルト』発表会で、RJCカーオブザイヤー特別賞に『日本の軽自動車』が選ばれたことについて「非常にうれしかった」とした上で、「各軽メーカーの技術陣がいろんな制限を受けながらも努力をしてくれた賜物」と述べた。

鈴木会長は「私個人として非常にうれしかったのはRJCから、大変虐げられた軽であったけども、よく努力をして40%の構成比になるまで軽自動車を育てたことは価値あることだ、ということでお褒めの言葉をいただいた」と受賞の喜びを語った。スズキは『ハスラー』でRJCカーオブザイヤー最優秀賞を受賞したが、鈴木会長は特別賞の受賞の方がより喜びもひとしおのようだ。

さらに鈴木会長は「1973年に東京を中心とした財界のお歴々、主に経団連、日経連、電力会社、金融機関の方たち31名が集まって、軽自動車を日本政府に対して“やめたらどうか、省資源、省エネルギーにならないし、安全性も問題あるからやめるべきだ”と勧告した。これに対し、当時、自動車工業会の軽自動車対策委員長をされていた。本田宗一郎さんが“ふざけちゃこまる、冗談じゃない”ということで、そのメンバー31名に直接、反論して回った」とのエピソードを披露。

その上で「それから41年経ったら(軽が)自動車全体の4割を占めるようになった。瞬間風速だが沖縄の10月(の軽の新車販売)は実に66%の構成比になった。47都道府県の中でも3分の1にあたる16の県が50%近い構成比になっている。ここまで成長したのは各軽メーカーの技術陣がいろんな制限を受けながらも努力をしてくれた賜物だと思っている」と話した。

《小松哲也》

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