夏本番のオーストラリア…気温45度が1週間連続する記録的猛暑も

エマージング・マーケット オセアニア
オーストラリア、シドニーのクリスマス(c)Getty Images
オーストラリア、シドニーのクリスマス(c)Getty Images 全 4 枚 拡大写真

ここオーストラリアでフォトグラファーとして活動していると、季節の変化に敏感になる。2013年の花の成長をみると、2014年の花の開花が若干遅い気がしている。

また2014年は昨年に比べると、季節もののサクランボの収穫が非常に多くなっている。
オーストラリア気象局によれば、2014年は4月から雨が少なく干ばつが続いているとのこと。西オーストラリア州・クィーンズランド州・ニューサウスウェルズ州・ヴィクトリア州・南オーストラリア州のそれぞれ一部地域とタスマニアのほぼ全地域では、9月以降の4か月間で特に降雨量が少なく、年末以降、これから迎える夏本番を前に火災の発生が懸念されている。
2011・2012年の平均気温は比較的落ち着いているようにみえたが、2013年から2014年にかけて、年間を通して0.8度程度の平均気温の上昇がある。この数字は過去5~6番目に高い数字。この2年間の気温の上昇は今までの記録に残るほどの高さだ。
セ氏45度が1週間続くという記録的猛暑もあった南オーストラリア。夏本番を迎え、気温の上昇が心配である。

クリスマス目前。公立の公園では朝早くからスプリンクラーで水が撒かれる時期になった。

オーストラリアで気温上昇、灼熱のクリスマスに懸念

《Asami SAKURA@CycleStyle》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  3. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  6. 「ブルドッグの再来」か、ホンダの小型『スーパーEV』に熱視線!
  7. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  8. 日産 リーフ 新型のデザインは“スーパーエアロ”と“デジタル禅”
  9. 晴れた日の洗車が愛車を傷つける! “夏洗車”の落とし穴と対策~Weeklyメンテナンス~
  10. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る