JR東日本、週単位で定期券と併用できる常磐特急料金券を発売

鉄道 企業動向
2015年3月14日のダイヤ改正で『ひたち』『ときわ』に名を変え、一部が品川発着になる常磐線の特急。「定期券用ウィークリー料金券」はそれに合わせて発売される。
2015年3月14日のダイヤ改正で『ひたち』『ときわ』に名を変え、一部が品川発着になる常磐線の特急。「定期券用ウィークリー料金券」はそれに合わせて発売される。 全 1 枚 拡大写真

JR東日本は12月22日、定期券と併用して常磐線の特急『ひたち』『ときわ』の普通車指定席を利用できる「定期券用ウィークリー料金券」を発売すると発表した。

常磐線では現在、特急『スーパーひたち』『フレッシュひたち』が上野~土浦・勝田・高萩・いわき間で運行されているが、上野~東京間を結ぶ東北縦貫線(上野東京ライン)の整備により、2015年3月14日のダイヤ改正から東海道線方面への直通運行が可能になる。これに伴い、常磐線の特急も日中全ての列車と夕・夜間帯の一部を品川発着とし、停車駅を絞った「速達タイプ」の『ひたち』と、停車駅が多い「停車タイプ」の『ときわ』が運行されることになっている。

「定期券用ウィークリー料金券」は、これに合わせて発売される記名式の切符。上り券と下り券の2券片が発行され、利用開始日から7日以内に指定席券売機かみどりの窓口で、『ひたち』『ときわ』普通車の座席指定を上下各5回分受けることができる。満席などで指定を受けられなかった場合は、車内の空席を利用できる。定期券と料金券が同一名義でないと利用できない。

設定区間と発売額は、品川・東京・上野と牛久~石岡の各駅間、柏と石岡~勝田の各駅間がそれぞれ8140円、品川・東京・上野と友部~日立の各駅間が1万460円。東京・水戸エリアの主な駅のみどりの窓口などで発売する。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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