【IIHS衝突安全】ボルボカーズ の4車種、「トップセーフティピック+」に選出
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トップセーフティピック+の評価を獲得するためには、従来からの衝突テストだけでなく、2014年からは前方衝突防止システムを装備することが条件に。基準が一段と厳しくなった。
新しい要求基準を満たし、トップセーフティピック+に選ばれるためには、時速20km/hまたは40km/h、あるいはその両方の速度で行われるIIHSの衝突安全試験において、ドライバーの介入なしにターゲットに衝突する前に停止または減速することが求められる。
ボルボカーズ全車に標準装備されているオートブレーキは、ドライバーの操作なしに前方のクルマとの衝突の危険が高まった場合に自動的にブレーキを作動させ、衝突防止または被害の軽減を図る。ボルボカーズによると、ボルボのオートブレーキは、保険請求の頻度を16%低下させているという。
ボルボカーズは、3 車種以上がIIHSのトップセーフティピック+に選ばれた唯一の欧州車ブランドに。ボルボカーズのピーター・マーテンス研究開発担当上級副社長は、「実際の事故で人間の命を守ること、そして、新しいボルボ車が関わる交通事故による死亡者や重傷者をゼロにする「ビジョン2020」を実現すること、この2つへの強い信念が、ボルボが行う様々な取り組みの礎」と述べている。
《森脇稔》