【ボルボ V40 T5 Rデザイン 試乗】走りの洗練度が一段と高まった…島崎七生人

試乗記 輸入車
ボルボV40 T5 Rデザイン
ボルボV40 T5 Rデザイン 全 9 枚 拡大写真

2015年モデルの『V40 T5 R-DESIGN』は、ボルボの新世代・新開発4気筒2リットルターボとアイシンAW 製8速ATを得て、まさに生まれ変わった。その洗練された高性能ぶりには目からウロコが落ちる。

【画像全9枚】

これまでの5気筒のゴロゴロ感も味があったが、新しい4気筒はサラッと超スムースな回りかたをする。その上、245ps/35.7kgm(5気筒は213ps/30.6kgmだった)とスペックも十分だから、低速から高速まで連続的かつ自在に性能が操れる。他方“ECO+”モードではアイドリングストップの実行頻度が高まり、コースティングも実行されるようになり、コツコツと燃費を稼ぐことも忘れない。

8速ATはスッスッと、ドライバーの感覚どおりの早さ、タイミングで変速をこなす。100km/h走行時のエンジン回転は8速では1500rpm+、7速でも1800rpm程度だ。

乗り味も基本的にスムース。5気筒よりノーズが軽くなったおかげで、回頭性がより素直になったことを実感する。ボディ剛性の高さも相変わらずだ。

実用性の高さも改めて実感した。フロントスクリーンがかなり傾斜しているが、Aピラーの付け根が前過ぎず車両感覚が掴みやすい。ウェッジしたスタイルで誤解しやすいが、リヤウインド越しの視界は下方まで十分に開けているのはボルボらしく、“フチなし”のインナーミラーも視野がスッキリしていてお洒落でもある。

iPodのカバーアートも表示するオーディオの操作ロジックがわかりやすくなったほか、カーナビの操作、機能面にも手が入り、進化している。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

+ 続きを読む

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 150万DLでも終了へ…パイオニア「COCCHi」が約3年で幕を閉じる本当の背景
  2. 次期スズキ『ソリオ』は“走り”で逆襲! 新世代HEV採用で2027年以降登場か?
  3. 【マツダ CX-80 900km試乗】人馬一体と重厚感は両立するのか?「高級SUV」としての使命とは[後編]
  4. ドア&エアコン付きゴルフカート、国内初の100台規模導入…アコーディア・ゴルフとPGM
  5. ヤマハモーターエンジニアリング、保育現場の負担を軽減する「電動アシストお散歩カー」開発、9月受注開始へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. 中国サプライヤーが日本市場へ本格攻勢、“長期戦略”と“チャイナスピード”両立する「DESAY SV」次の一手とは
  5. トヨタ・モビリティ基金、欧州水素地域イニシアチブ始動…最大5地域を支援
ランキングをもっと見る