日産 GT-R 2015年モデル…「300km/hでも意のままに」足回りを全面強化[写真蔵]

自動車 ニューモデル 新型車
日産 GT-R 2015年モデル
日産 GT-R 2015年モデル 全 55 枚 拡大写真

日本を代表するスポーツカーとなった日産『GT-R』。2014年11月に発売された2015年モデルは、外観、装備は2014年モデルからの変更はほとんどなく、乗り心地とあらゆる速度域での操縦安定性の向上が図られた。特に足回りは「全面刷新したといって良い」(GT-R開発チーフ田村宏志氏)ほどの改良が加えられたという。

【画像全55枚】

GT-Rはその名の通り、「GTカー」としてオンロードを快適に走るためのクルマ、という側面と「レーシング」技術に基づいた圧倒的な速さ、サーキット走行も可能とするスペックをも追求したマルチパフォーマンススポーツカーだ。2015年モデルではこれまでと同様に「速さ」を追求しながらも、エンジンパワーの向上やサスペンションによるハードセッティングではなく意のままに走れることにこだわった。日産はこれを「トレーサビリティ」「リニアリティ」という言葉で表現する。

その改良は、サスペンションのチューニング、タイヤの材質見直し、ブレーキ性能の向上、ドライブトレインの制御見直しなど多岐にわたる。「300km/hでも修正蛇が少なく快適かつ安全に走れる」クルマの実現がGT-Rのめざすものだ。

サスペンションは、ショックアブソーバーの減衰力特性の変更やECUのチューニングにより、意図しない車両の動きを押さえ、ドライバーの意のままに操ることが可能になった。また、タイヤの材質や内部構造を見直すことで路面追従性を向上、走行時の安心感を高めた。併せて乗り心地を向上させている。

ブレーキパッドおよびパッドとピストンの間のシムの形状変更により、踏み始めからのフィーリングをスムーズでドライバーの意図に沿うようにコントロール性を向上。また、ブレーキ性能を維持しながら不快な音を低減している。

さらにエンジンとトランスミッションの制御のチューニング及びトランスアクスルやドライブシャフト等の構造上の隙を最適化することで、アクセルペダルのオン・オフ時の振動を改善、走行時の音や振動を抑制。また、フライホイールハウジング内のベアリングの仕様を変更し、静粛性を向上さている。

外観上の変更点は、これまでプレミアムエディションにのみ設定されていたレイズ製ダブルスポークアルミ鍛造ホイールを正式にメーカーオプションとして採用した点のみ。この他では、シフトレバーの改良による操作時のカチャカチャ音の低減、トランクカーペット材質の見直しによる静粛性の向上など。

また2015年モデルでは、スペック、価格の両面からGT-Rと『ニスモ GT-R』の中間にあたるモデルとして、GT-Rをベースとしながらニスモ専用部品を追加し、よりスポーツ走行寄りのセッティングを施した「トラックエディション」も追加されている。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ23車種、ガソリンが漏れるおそれ…6月掲載のリコール記事まとめ
  2. スズキ『カプチーノ』復活の可能性!…軽規格を維持、FRレイアウトも継承か
  3. ホンダ23車種・3364台をリコール 低圧燃料ポンプ交換作業に不備
  4. 三菱『パジェロ』新型のデザインはこうなる! 公式発表は2026年秋予定
  5. 発表秒読み?…ホンダ『フィット』7月改良、4グレード構成に刷新か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. セキュア開発における脅威分析【自動車セキュリティ解説 第2回】
  2. 次世代圧電材料向け、「多能性中間膜」の量産化をJSTが支援…Gaianixxが開発
  3. BMW工場にヒューマノイド「Figure 03」導入…フィジカルAIで全身協調制御
  4. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  5. バックミラーは「銀座4丁目」だった…電子ミラー最大手「ジェンテックス」が握る車内センシングの主導権
ランキングをもっと見る