マレーシア東海岸の洪水で死亡者数が21人に、過去10年で最悪

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マレーシア(イメージ)
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半島東海岸のクランタン、トレンガヌ、パハン州を中心に起きている洪水被害が拡大し、死亡者数と避難民数が過去10年間で最悪となった。

警察の発表によると12月31日時点で、21人の死亡が確認された。最も死亡者数が多かったのは、クランタン州で14人が死亡した。トレンガヌ州では4人、パハン州では3人の死亡が確認された。

避難民の数は12月27日、16万人近くに達した。天候が改善したことで洪水も改善しており、3日の時点での避難民数は約5万5000人に減少した。最も避難民が多いのはパハン州で3万9158人となった。クランタン州で9224人、ペラ州で6412人、サバ州で1023人、ジョホール州で58人、トレンガヌ州で44人となった。

気象局は、モンスーンの影響で7、8日にかけてジョホール、サバ、サラワク州において最長で3日間豪雨が降り続く可能性があると警告。一方でモンスーン期は3月まで続くとの予想を示した。

広瀬やよい

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