外国人の株式投資、昨年は20億ドルの売り越し…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

昨年の外国人投資家による株式投資は、20億米ドルの売り越しだったことが、政府系金融機関MIDFの調査部門のまとめで分かった。アジア諸国中、最大の資金流出額である。ザ・サンが報じた。

昨年までの5年間の累積投資では88億米ドルの買い越しで、外国投資家の存在は依然、大きい。2013年は、マレーシア証券取引所の代表的株価指数FBM・KLCIは東南アジアで最大の上昇率だったが、昨年は大幅下落した。

MIDFはその要因として、年初の指数が高かったことの反動、企業業績予想の下方修正が相次いだこと、原油価格の急落で歳入見通しが悪化したことを挙げた。
昨年、アジアで最も外国資金の純流入が多かったのはインド市場で、161億米ドルの買い越しだった。

前年比で買い越し額の増加率が大きかったのはインドネシアと台湾市場で、台湾は51%増の132億米ドルだった。タイは前年に続き売り越しだった。

小栗 茂

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  5. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  6. VW、自信を取り戻した欧州の巨人…IAAモビリティ2025
  7. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  8. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  9. トヨタ、新プロジェクト予告…センチュリーやダイハツなど5ブランドが参画
  10. まずは街で最適解を出す! ダンパー減衰の基礎と“曲がる・止まる”が変わる実践チューニング~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る