マレーシア、2015年の自動車販売は3.15%増へ…乗用車需要は好調を維持

エマージング・マーケット 東南アジア
ダイハツ/プロドゥア・アジア
ダイハツ/プロドゥア・アジア 全 1 枚 拡大写真

フロスト&サリバン(F&S)はマレーシアにおける2015年の新車販売台数が68万5950台となり、前年比3.15%増加すると予想している。

4月の物品・サービス税(GST)導入による影響が不透明であることや、金融機関による自動車ローン申請の認可基準が厳しくなっているが、乗用車への需要は好調を維持するという。

F&Sのシニア・パートナーであるカヴァン・ムクタル氏は、2014年に注文を受けたダイハツ系のプルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)の『アジア』、プロトン『アイリス』などの納車が自動車販売台数の増加に影響すると予想した。

また、AセグメントあるいはBセグメントの小型車、コンパクトカーなどの大衆車への需要は増えるとの予想を明らかにした。自動車の保有コストが増加することや自動車ローンの認可基準が厳しくなっていることを理由に挙げた。

また、燃料価格の乱高下や生活費の上昇も自動車の所有に影響を与えるという。多目的車(MPV)やスポーツ多目的車(SUV)の売り上げには圧力がかかるとのこと。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
  5. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る