【東京オートサロン15】SUPER GT 王者の日産、スポーティを全面に…チャンピオン・コンビも来場

自動車 ニューモデル モーターショー
MOTUL AUTECH GT-R(東京オートサロン2015)
MOTUL AUTECH GT-R(東京オートサロン2015) 全 40 枚 拡大写真
1月9日、チューニングカーの祭典「東京オートサロン2015」が開幕した。西ホール中央にブースを構える日産は、SUPER GT GT500クラスチャンピオンにふさわしく、スポーティさを全面に押し出す展示となった。

ブース中央にはNISMOのフルラインナップを展示。『GT-R NISMO』や『フェアレディZ NISMO』がステージに鎮座し、周囲には『ジューク NISMO RS』、『ノートNISMO S』、『マーチNISMO S』が花を添える。さらに、今シーズンのSUPER GT GT500クラスのチャンピオンマシン『MOTUL AUTECH GT-R』と、GT3カテゴリー向けに開発された『NISSAN GT-R NISMO GT3』も展示され、来場者の注目を集めていた。

9日の午後から行われたMOTUL AUTECHチームによるトークショーでは鈴木豊監督と松田次生、ロニー・クインタレッリのチャンピオン・コンビが登場。フォーミュラでは何度もタイトルを獲得しながら、SUPER GTではあと一歩のところで涙を飲んできた松田選手は「取れそうで取れず、(チャンピオンは)喉から手が出るほど欲しかった。やっと日本の両トップタイトルを取ることができ、自分の中では1つの目標が達成できた。フォーミュラでは2連覇しているので、SUPER GTでも連覇を達成したい」と述べ、早くも視線は来シーズンに向いている。

一方、来日以来強さを発揮し、2011年からの4年間で3度チャンピオンを獲得したロニー選手からは「何回チャンピオンを獲得したか覚えてない」との冗談も。強さの秘密について聞かれたロニー選手は「(日産陣営は)それぞれのチームが非常に素晴らしいく、ドライバーとしてはとても仕事がやりやすい。そのおかげでチャンピオンを取ることができた」と述べた。

日産は、このほかオーテック・ブランドで3台のモデルを展示。デザインスタディモデル『ライダー アドバンスド スタディ』(参考出品車)を初披露するほか、カジュアルな中に上質さを盛り込んだ『デイズ ルークス ライダー』(参考出品車)と『エルグランド ライダー ハイパフォーマンス スペック ブラックライン』を出品する。

さらに電気自動車『e-NV200』をベースとした『e-NV200 Sports Utility Gear』と、『ジューク』で展開するカスタマイズプログラム「パーソナライゼーション」の進化形を表現した『ジューク 日産 パーソナライゼーション アドバンスド コンセプト』が展示された。

《橋本 隆志》

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