スマホで通販…もっとも衝動買いする層は「スマホ経験5年以上の30代女性」

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「衝動ポチり買い」経験者の割合
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 NTTアドは9日、スマホを活用したネットショッピングに関する調査結果を発表した。インタビュー調査を実施するとともに、10代~50代男女のスマホ利用者1000名から回答を得た。調査時期は2014年11月28日~30日。

 この調査では、「ネットサーフィンなどで偶然見つけて購入した」「友人や知人たちのでの情報により衝動的に購入した」「友人や知人たちと実際に会って会話中に商品の話題が出て、盛り上がり衝動的に購入した」といった、スマホによるネットショッピング経験者を「衝動ポチり買い」経験者と命名。「衝動ポチり買い」の実態を明らかにしたものとなっている。

 まず「スマホによるネットショッピング」の条件として、購入品は有形商品(映像・音楽・ゲームソフト・アプリといった無形商品は対象外)に限定し、決済方法はクレジット払い・代引き・電子マネー・銀行振込等を問わず、「スマホ上で購入決定をした行為」として調査。その結果、スマホ利用者の52.6%が「スマホによるネットショッピング経験者」だった。さらに、そのうちの37.0%(スマホ利用者全体の19.5%)が「衝動ポチり買い経験者」だった。

 もっとも「衝動ポチり買い」している世代は、30代で42.0%。10代から30代までは、年齢が上がるにつれてその割合が上昇するが40代になると減少していた。これは「スマホによるネットサーフィン」「リアルやSNS上での友人や知人との交流」といった機会が少ないためと推測されている。男女差では、男性が32.4%に対し、女性が41.6%と大きく上回っていた。もっとも「衝動ポチり買い」している属性は、「スマホ経験年数が5年以上の30代女性」だった。

 「衝動ポチり買い」の購入品目では、「飲料・食料品」「生活日用品」「衣類(インナー・アウター)」「靴や鞄」「化粧品」など、生活必需品の購入率が全体平均に比べてやや高く、日常的な購買行動においてもスマホの利活用が定着していると見られる。また平均購入価格も「未経験者」より相対的に高く、情報に敏感に反応し、興味関心の高い贅沢品についても抵抗なく消費する傾向が伺えた。

「思わずポチり」もっともスマホで衝動買いしているのは、30代女性

《冨岡晶@RBB TODAY》

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