ホンダは新型『NSX』をデトロイトモーターショー15で初公開した。北米ではアキュラブランドとして発売される。2012年にコンセプトが公開されてから3年、いよいよ市販モデルの登場となった。
新型NSXは、「スポーツハイブリッドSH-AWD」と呼ばれるハイブリッドシステムを採用。ミッドシップに搭載される新開発の直噴V型6気筒ガソリンエンジンに、エンジンをアシストするモーターと、2個のフロントに配置されたモーターを組み合わせた新世代ハイブリッドシステムだ。さらに、直噴V型6気筒ガソリンエンジンは、2個のターボチャージャーで過給される。
トランスミッションは新開発の9速デュアルクラッチ。V6エンジンが後輪を駆動し、前輪左右にモーターを組み込んだ4WDハイブリッドとなる。
ボディサイズは2013年のコンセプトカーから全長で80mm、全幅で25mm拡大。全長4470mm、全幅1940mm、全高1215mm、ホイールベース2630mmとなった。
デザイン上はコンセプトからの大きな変更はなく、バンパーやフロントフード、アルミホイール、ドアミラーなど、エアロダイナミクス性能の向上を目的とした、細部のデザイン変更にとどまる。