マレーシア不動産価格、コンサルは大きな変化なしと予想

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

原油価格の下落と通貨リンギ安を受けて、株式市場では不動産株を避ける傾向や、不動産セクターを「アンダーウェイト」と格付けする動きがあり、しばらくは不動産取引が減速すると見られている一方で、不動産価格に大きな変動はないと見込まれている。

パブリック・インベストメント・バンク(PIVB)によると大手デベロッパーの販売目標は20-30億リンギ程度を維持していると指摘。不動産販売の減速の理由は4月に予定されている物品・サービス税(GST)導入の影響が不透明であることだが、不動産需要は若干減速する可能性もあるものの販売価格は大きな変動はないと予想される。

2013年の住宅価格指数は前年比10%の上昇で、不動産の取引件数が減少したにも関わらず取引の総額が増加したことが貢献した。不動産需要はGST導入の6-9カ月後には正常化すると予想されている。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  2. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  3. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  4. ポルシェ『カイエン』新型、新世代のデジタルコックピットとAI音声操作を搭載
  5. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  6. 「初代エンブレム エモい」ホンダ『ステップワゴン』が30周年! 特別仕様車にSNSで感動の声
  7. 【クルマら部】クルマ愛クイズ!今回は「スズキのバイク」に関する全4問!
  8. 15年の沈黙を経て...アウディ『RS6 セダン』、デジタルで先行復活!
  9. 日産『アリア』に改良新型、フロント刷新しGoogleやV2L機能を新採用…667万5900円から
  10. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る