コニカミノルタは最大24レイヤーの広画角レーザーレーダーを開発。1月14日開催の「オートモーティブワールド2015/第3回コネクティッド・カーEXPO」のZMPブースに参考出品すると発表した。
同レーザーレーダーは、TOF(Time Of Flight)方式で、垂直方向に最大24レイヤー、水平画角最大180度の広範囲スキャンが可能。夜間でも街灯などの明かりに影響されず、人と地形・構造物などの物体を区別しながら、人や物体をリアルタイムに検知・観測することができる。
自動運転や高度運転支援技術、自律移動車両の開発では、自車位置の特定と、周囲に存在する他の車両や歩行者、障害物等の検出が必要。今回参考出品するレーザーレーダーは、リアルタイムで高精細な三次元情報の取得が可能なため、自動運転/高度運転支援システムの開発や建機・物流搬送機器・移動ロボットなど、様々なフィールドにおける環境認識センサとして活用できる。