【デトロイトモーターショー15】ボルボ S60 に「インスクリプション」…中国専用ロングボディを米国導入

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ボルボ S60 インスクリプション
ボルボ S60 インスクリプション 全 3 枚 拡大写真

スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズは2015年1月12日、米国で開幕したデトロイトモーターショー15において、『S60 インスクリプション』を初公開した。

同社は2014年11月、中国で開催された広州モーターショー13において、ボルボ『S60L』を初公開。このS60Lが米国市場に、S60インスクリプションの名前で投入される。

S60Lは、ボルボの主力セダンの『S60』をベースに、中国市場向けに専用開発したロングホイールベース車。ロングホイールベース車は、中国の富裕層に人気が高い。ボルボカーズも、すでに『S80』の中国仕様に『S80L』を設定。この流れを、ひとクラス下の『S60』にも拡大させ、中国での販売増を目指す。

ボルボS60Lは、ベース車両のS60に対して、80mmホイールベースを延長。後席の快適性を引き上げている。米国向けのS60インスクリプションでも、後席足元のゆとりは、S60比でおよそ86mm拡大させた。

また、S60インスクリプションでは、ウォールナットトリムをはじめ、室内の豪華さを追求。米国仕様のエンジンは、「T5」と呼ばれる直列5気筒ガソリン。駆動方式は、FFと4WDを設定している。

《森脇稔》

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