マレーシア-シンガポール高速鉄道建設、6月にも二国間協定締結

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア クアラルンプール
マレーシア クアラルンプール 全 1 枚 拡大写真

クアラルンプール(KL)-シンガポール間を結ぶ高速輸送システム(HSR)の建設に関して、早ければ今年6月にも二国間協定が締結される見通しだ。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。

公共陸運委員会(SPAD)のモハマド・ヌール・カマル最高経営責任者(CEO)によると、二国間協定はHSR建設に関する全ての条項が含まれている。現在技術に関する協議を行っている。今四半期内に合意に至るとみられており、二国間協定は早くて6月もしくは第3四半期内に締結されると見込まれている。

HSRの建設は2013年2月にナジブ・ラザク首相とシンガポールのリー・シェンロン首相により発表された。計画案では全長は310-350キロメートルで、ネグリ・センビラン、マラッカ、ジョホール州を通ってシンガポールに抜ける。完成時にはKL-シンガポール間の所要時間はわずか90分になる見通しだ。総工費は400億リンギで、2020年までの完成を目指す。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
  4. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  5. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
  6. 三菱自動車、新型EVと『アウトランダー』のオフロード仕様を北米投入へ…2026年度
  7. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  8. 「ランクルと戦える」日産の大型SUV『パトロール』日本発売へ、SNSでは「売れるんじゃないか?」と期待の声
  9. 550馬力のマッスルカー『チャージャー』新型を純正用品でカスタム、カーボンパーツで攻撃的に…SEMA 2025
  10. ダイハツらしさ全開!自転車以上、軽自動車未満の『ミゼットX』が楽しすぎる…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る