ひき逃げしたクルマのナンバーを被害児童が記憶、運転の男逮捕

自動車 社会 社会

9日午前7時30分ごろ、静岡県藤枝市内の市道で、道路右側の路肩を歩いていた集団登校中の小学生に対し、対向してきた乗用車が突っ込む事故が起きた。4人が負傷したが、クルマは逃走。警察は後に39歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

静岡県警・藤枝署によると、現場は藤枝市高柳4丁目付近で車線区別のない幅員約4mの直線区間。集団登校中の児童4人は道路右側の路肩を縦列で歩いていたところ、前方から対向してきた乗用車が路肩寄りを走行。そのまま正面から突っ込んできた。

この事故で児童4人が打撲などの軽傷を負ったが、クルマはそのまま逃走。警察は軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、先頭を歩いていた児童が逃走車両のナンバーを記憶しており、同市内に在住する39歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)と、道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「対向車とすれ違うために路肩に寄った。太陽が眩しくて、路肩を歩いてきた子供に気づくのが遅れ、そのまま突っ込んでしまった」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  2. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  3. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  4. 「アルパインスタイル仙台R4」がグランドオープン、待望の仙台エリアへ出店
  5. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る