【東京オートサロン15】ダイハツと三条市の中小企業がつくったトレーラーに反響

自動車 ニューモデル モーターショー
新潟県三条市の中小企業がダイハツとコラボしてつくったトレーラー
新潟県三条市の中小企業がダイハツとコラボしてつくったトレーラー 全 5 枚 拡大写真
14台の『コペン』が並ぶダイハツ工業のブース。その片隅に同車に牽引された小さなトレーラーがあった。三条市の中小企業がダイハツとコラボしてつくったもので、今後受注生産をして販売を開始するという。

三条市といえば、新潟県の中でも匠の技を持った中小企業が集まる地域だ。その中には、世界的に有名な企業も少なくない。そんな三条市とダイハツのコラボが始まったのが昨年6月、ちょうど『コペン』が発売された時期だ。

「ダイハツから話がありまして、『コペン』を三条市が持っている技術を使って、さらに魅力的にしてもらいたいと1台提供してくれたんです。最初は改造車をつくろうと考えていましたが、それでは改造車が多いオートサロンでは注目されない、特色を持ったものにしなければならないとなったのです。それで、このトレーラーをつくりました」と板垣金属の板垣薫社長は説明する。

製作には板垣金属のほかに2社、そしてデザイナーが参加し、半年かけて完成させたそうだ。開発費は約1000万円で、もちろん職人が匠の技を駆使してつくり上げた。「牽引部分は国際規格にしてありますので、小型車などさまざまな車に付けることができます」と板垣社長。

会場での反響はすごく、買いたいという来場者が続出し、すぐに自動車メーカー数社から引き合いがあったそうだ。価格はまだ未定とのことだが、会場での反応から50~80万円を考えているという。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  2. 「ほぼモデルチェンジ並み」フロントマスクが大胆チェンジ! 新型レクサス『IS』が話題に
  3. フェラーリ『テスタロッサ』復活、新世代電動スーパーカーは1050馬力
  4. 【DS N°8 新型試乗】ハンドリングはもはや「賢者」、フランス車の味わいを濃縮した極上の一台…南陽一浩
  5. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る