【オートモーティブワールド15】古野電気、新開発のマルチGNSSチップ・モジュールなど国内初公開

自動車 ビジネス 企業動向
古野電気(オートモーティブワールド15)
古野電気(オートモーティブワールド15) 全 7 枚 拡大写真

古野電気は、1月14日~16日に東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開催される第3回コネクティッド・カーEXPOに、新バージョンのマルチGNSSチップ・モジュールと、新開発のマルチGNSS基準周波数発生器を国内初公開すると発表した。

自律航法マルチGNSS受信モジュール「GV-87」は、デッドレコニング(自律航法)技術の進化により、GNSS測位では過酷な環境とされる高層ビル街で、誤差2.5メートルの超高精度を実現する。欧州の衛星測位システムである「Galileo E1B/E1C信号」受信に対応したマルチGNSS受信チップが「eRideOPUS6/7」、同モジュールが「GN-86/87」となる。

新開発のマルチGNSS基準周波数発生器「GF-87」シリーズは、今年4月に販売開始予定の基準周波数発生器。GPS、GLONASS、QZSS、SBASの各種衛星測位システムに対応する。世界最小クラスのサイズながらも高精度・高安定の周波数(10MHz)とタイムパルス(1PPS)を出力する「GF-8701」(TCXO搭載モデル)と「GF-8702/8703」(OCXO搭載モデル)、低位相雑音とホールドオーバ状態で業界最高レベルの周波数・タイムパルス性能を実現する「GF-8704/8705」(OCXO搭載モデル)をラインナップする。全モデル、無線通信やネットワーク通信、放送のマスタークロックに加え、原子発振器の置き換え用途にも適している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る