【オートモーティブワールド15】ZMP、広画角レーザーレーダーやVisLab社製カメラを公開
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このうち広画角レーザーレーダーはコニカミノルタ製で、垂直方向に最大24レイヤー、水平画角は最大180度のスキャンが可能。
ZMPの西村明浩取締役は「反応もすごく良くて、24層あるのでタテ方向の検出がすごく細かくでき、しかも密度も濃く出るので、幅広く検知、観測できるのが特徴。今後いろんな可能性を探っていこうということで共同でマーケティングを行っていく」と語る。
一方のステレオカメラは伊VisLab社製で、「このカメラは1秒間に最大700万点の距離をひとつひとつ計算し、近いところは青く、遠いところは黄色で出力し、視差画像表示できる」という。
このほかZMPブースではGPSや日本の準天頂衛星「みちびき」、ロシアの「グロナス」に対応し、計測データをCANフォーマットで出力するセンサーモジュール『Position-Z2』も出展。従来製品よりも対応衛星数が倍増し、ビルの谷間などでの測位感度が向上しているという。
《小松哲也》