【オートモーティブワールド15】ZMP、広画角レーザーレーダーやVisLab社製カメラを公開

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ZMPブース(オートモーティブワールド15)
ZMPブース(オートモーティブワールド15) 全 9 枚 拡大写真

ZMPは「オートモーティブワールド2015」で、自動運転開発用プラットフォーム「Robo Car」向けの新しい技術デバイスとして、最大24レイヤーの広画角レーザーレーダー、および1秒間に最大で700万点を出力して3次元空間を再構築するステレオカメラを初公開している。

このうち広画角レーザーレーダーはコニカミノルタ製で、垂直方向に最大24レイヤー、水平画角は最大180度のスキャンが可能。

ZMPの西村明浩取締役は「反応もすごく良くて、24層あるのでタテ方向の検出がすごく細かくでき、しかも密度も濃く出るので、幅広く検知、観測できるのが特徴。今後いろんな可能性を探っていこうということで共同でマーケティングを行っていく」と語る。

一方のステレオカメラは伊VisLab社製で、「このカメラは1秒間に最大700万点の距離をひとつひとつ計算し、近いところは青く、遠いところは黄色で出力し、視差画像表示できる」という。

このほかZMPブースではGPSや日本の準天頂衛星「みちびき」、ロシアの「グロナス」に対応し、計測データをCANフォーマットで出力するセンサーモジュール『Position-Z2』も出展。従来製品よりも対応衛星数が倍増し、ビルの谷間などでの測位感度が向上しているという。

《小松哲也》

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