フェイスリフトしたメルセデスベンツ『Bクラス』は、安全面、ユーティリティ性の向上以外に、内外装にも改良が加えられた。
メルセデス・ベンツ日本商品企画マーケティング部商品企画2課マネージャーの廣澤臣哉さんによると、「エクステリアのポイントは、もっとスポーティにということと、『Cクラス』や『Sクラス』の流れを汲んだ、最新のメルセデスらしさをより強調するデザインになっている」と話す。
具体的には、「(B180以外の)B180スポーツとB250 4マチックスポーツに今回初めてAMGがデザインするAMGラインを採用した。従って、Bクラス全体のイメージがAMGに近くなった」という。
また、「ヘッドライト形状が変更されると同時に、フルLEDが設定(B180はオプション)され、精悍さが増し、洗練されたデザインになった」と説明。
インテリアでは、「スイッチ類をシルバーにすることで高級感を演出。そして、ナビゲーションが7インチディスプレイだったものから、8インチに変更することで、先進性も進化させている」と説明。
そして、「AMGラインを採用しているB180スポーツとB250 4マチックスポーツでは、内装のステッチが赤になるほか、ステアリングがフラットボトムのステアリングになっているので、乗った時に視覚からもスポーティな印象を感じてもらえるだろう」と述べる
廣澤さんは、「大きな変更はないが、他のメルセデスのフェイスリフトと同様、正常進化させ、より良いクルマに仕上がっている」と語った。