ソフトバンクグループは1月15日、アリババおよびタイガーグローバルとともに、中国で最大級のタクシー配車アプリを提供するクアイディに総額6億米ドル(約708億円)を出資すると発表した。
2012年の創業以来、クアイディは中国最大級のタクシー配車アプリ提供者として急速に成長。クアイディは、位置情報システムと決済システムを融合することで利便性を高めたアプリで、現在香港を含む中国300都市以上においてサービスを提供している。
また、利用者がさまざまなライフスタイルに合わせて好みの車両を選択できるよう、普通車や高級車など合計100万台以上の車両を配備。調査会社の最新データによると、タクシー配車アプリ業界におけるクアイディの中国国内のシェアは54.4%に達しているという。
ソフトバンクグループは、今回の出資により、クアイディの中国でのさらなる事業拡大を支援していく。