アウディジャパンは2014年の販売台数を3万1000台と発表。2013年の2万8000台からは9.1%の伸びであり、2006年から8年連続の成長となった。
この成長の推移について、同社代表取締役社長の大喜多寛氏は、「この間やって来たことは、アウディというブランドをきちんと確立していくということ。そして、日本のマーケットに合う装備を施した商品を導入したことだ」と振り返る。
そして、「販売店をきちんとユーザーに満足してもらえるように、アウディらしいショールームを作っていくことを行った。新店舗を含め、現在114店舗全国にある。そして最後はお客様の満足度を上げることだ。昨年アウディジャパンは、アウディの全世界満足度調査でトップだった。アフターセールスはもちろん、新車の満足度、店舗でのお客様の対応の調査を独自で行っており、これらが世界でナンバー1だったのだ」と大喜多氏。「2015年も同じようにこの4つの柱を更に磨いていきたいと考えている」とコメントした。
2015年の目標について大喜多氏は、「5%から10%ほど台数を伸ばせたらいいと思っている。同時に店舗も4から5店舗は増やす予定だ。我々の店舗が足りないのはメトロエリア(東京、名古屋、大阪)だ。特に首都圏はオープンテリトリーが多いので、ここを埋めていきたい」と語った。
尚、2015年の新車導入予定は、「年後半になると思うが、フルモデルチェンジする『TT』や、『A3e-tron』、『Q3』、『A6』、『A7』、『A1』などを導入していく」とした。