トヨタ自動車は現地時間1月20日、米国テキサス州プレイノ市のトヨタ北米新本社建設地で、『タンドラ』を使った、自動車会社ならではのオリジナル「鍬入れ式」を行った。
来賓やトヨタ関係者など、約100名が参加した式典では、、テキサス工場生産のピックアップトラック タンドラが、建設予定地の一画で土をかき分けるように走行し、地ならしを行った。
また、「TOYOTA」の文字を冠したモニュメントとともに、テキサス産のヒイラギを植樹。地元学生などが、日本の七夕のように、夢や希望などをしたためた短冊を飾り付けた。この短冊には、日米友好の象徴として、トヨタが米国の企業市民として長く地域に根差していくという、同社の固い決意も込められている。短冊は後日、タイムカプセルにして新本社建設地に埋める予定だ。
トヨタのジム・レンツ北米CEOは「地域団体や企業をはじめとする地元の皆様のご支援に、深く感謝申し上げます。皆様に歓迎いただける、また、従業員が誇りを持って『故郷』と呼べる、持続的で環境に優しい新本社を築いてまいります」とあいさつした。