2015年1月12日、米国で開幕したデトロイトモーターショー15。イタリアの高級車メーカー、マセラティのブースでは、コンセプトカーの『アルフィエーリ』(ALFIERI)のアピールに力が注がれた。
アルフィエーリは2014年3月、ジュネーブモーターショー14で初公開。マセラティの創業100周年を記念する2+2コンセプトカーが、アルフィエーリ。
アルフィエーリは、グラマスラスなボディラインを備えた2+2クーペ。アルフィエーリの車台は、現行の『グラントゥーリズモMCストラダーレ』がベース。ただし、ホイールベースは240mm短縮され、2700mmとした。ボディサイズは、全長4590×全幅1930×全高1280mm。
搭載エンジンは、『グラントゥーリズモ』用を基本にした4.7リットルV型8気筒ガソリン自然吸気ユニット。最大出力460ps/7000rpm、最大トルク53kgm/4750rpmを引き出す。トランスミッションは6速MCシフトで、トランスアクスルレイアウトを採用。
マセラティはデトロイトモーターショー15において、アルフィエーリを前面に押し出した。それは、同車の市販化が決まっており、2016年にクーペ、2017年には、オープンボディのカブリオが発売される予定となっているため。マセラティは、「アルフィエーリには、世界中のコレクター、メディア、顧客、ファンから多くの賞賛を得た。2016年に市販モデルを発売する」とコメントしている。