日本政府、ミャンマーとカンボジアを結ぶ高速鉄道建設を支援

エマージング・マーケット 東南アジア
関連画像
関連画像 全 1 枚 拡大写真

鉄道建設で基本的合意か
タイメディアは1月28日、タイを訪問中の和泉洋人首相補佐官がプリティヤトン(Pridiyathorn Devakula)副首相と会談し、ミャンマー南東部からカンボジアを結ぶ高速鉄道建設について基本的合意に達したと報じた。

プリティヤトン副首相によると、和泉首相補佐官より、同鉄道建設の支援をする準備があることを伝えたとのこと。

鉄道のルートは、タイとミャンマーが共同開発しているミャンマー南東部の「ダウェー(Dawei)経済特区」からカンチャナブリ(Kanchanaburi)のバンプーナムロン(Ban Phu Nam Ron)、バンコク(Bangkok)、チャチェンサオ(Chachoengsao)、サケーオ県(Sa Kaeo)のアランヤプラテート(Aranyaprathet)地区を経由。

カンチャナブリを通ってミャンマーに続くルートは、映画「戦場にかける橋」でも知られる「泰緬鉄道」と同じルートである。

ダウェイプロジェクトの協力にも期待
タイのプラユット(Prayut Chan-o-cha)首相は2月8日から9日にかけて訪日予定となっており、このときに鉄道建設に関する覚書に署名するとみられている。

また、同首相は訪日中に、日本のミャンマー支援にについても話し合う予定にしているようだ。

日本政府は開発がなかなか進まないダウェイプロジェクトの第三のパートナーとして歓迎されており、ダウェイの深海港建設の支援などを希望している。

プリティヤトン副首相は現地メディアに「もし日本がプロジェクトに加われば、ダウェイ開発は迅速な進展が見られるだろう」(mizzimaより)と述べ、日本への期待をあらわしている。

(画像はmizzimaより)

まるで「戦場にかける橋」:日本政府がミャンマーとカンボジアを結ぶ鉄道建設を支援

《ミャンマーニュース》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 希少なヒストリックカーの数々…三浦半島に集まる名車たち@ソレイユの丘
  2. 日産『GT-R』次期型はいつ登場? ハイブリッドスポーツとして最速2027年発表か
  3. ベリーサの再来か、次期マツダ2か? マツダ『X-COMPACT』の正式発表を待ち望む声続々
  4. 【BMW 2シリーズグランクーペ 新型試乗】3タイプで味わった、“身近なBMWクーペ”の完成度…島崎七生人
  5. 【スズキ アドレス125 試乗】扱いやすさ&快適性は星5つ!“軽快125”の新スタンダード…伊丹孝裕
  6. 「間違いなく正解」新型トヨタ『RAV4』がSNSで話題沸騰! 注目グレードはやはり「GRスポーツ」
  7. “車内スマホ生活”を強力サポートする、パワフル「USBプラグ」の新作登場![特選カーアクセサリー名鑑]
  8. メルセデスベンツ『GLC』新型、最終デザインを入手! ハイエンドモデルにはV8か
  9. 「次に必要なものを、いま創る」3Mが描く、素材から変えるモビリティの未来PR
  10. フェラーリなど「超高級」輸入車の販売過去最高、株高で富裕層がけん引[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る