日産自動車の米国市場における主力SUV、『ローグ』。同車が米国市場において、およそ47万台のリコール(回収・無償修理)を実施する。
これは1月26日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。日産自動車の米国法人、北米日産から、先代ローグに関するリコールの届け出を受けた、と発表している。
今回のリコールは、電気系統のショートが原因。NHTSAによると、運転席のフロアマットに浸み込んだ塩分を含んだ雪や水が、電気系統をショートさせ、最悪の場合、火災に至る可能性があるという。
リコールの対象となるのは、2008-2013年モデルの先代ローグ。米国で販売された46万8815台が該当する。
北米日産では、対象車を保有する顧客に通知。販売店で点検を実施し、防水シールと新たなハーネスコネクターを取り付けるリコール作業を行うとしている。