デンソーは2月3日、2014年4-12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表した。売上高は3兆1602億円(前年同期比+4.8%)、営業利益は2553億円(-11.9%)、経常利益は2941億円(-10.7%)、四半期純利益は1954億円(-13.4%)だった。
海外市場における車両生産増加により、売上高は増収となった。営業利益は、コストダウンや生産性向上による合理化や売上増加による操業度差益等があったものの、将来の成長のための研究開発費や能力増強投資の増加により、減益となった。
通期業績見通しについては、車両生産台数おおび為替の変動を踏まえ、上方修正。売上高を4兆2700億円(+400億円)、営業利益を3550億円(+50億円)、経常利益を4000億円(+150億円)、当期純利益を2640億円(+160億円)とした。
なお為替レートは、第4四半期では、1米ドル=115円、1ユーロ=135円、通期では、1米ドル=109円、1ユーロ=139円とした。