主要60か国の2014年新車販売、3.6%増の8224万台…マークラインズまとめ

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世界主要60か国合計自動車販売台数推移(2010年~2014年)
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マークラインズは、2014年世界主要60か国合計の新車販売台数をとりまとめた。

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それによると、2014年の主要60か国合計の販売台数(中大型商用車を除く、一部速報値、推定値を含む)は、前年比3.6%増の8224万台となり、過去最高を更新。世界販売の増加は2010年から5年連続となる。

2014年販売を国別に見ると、中国(輸入車除く)が前年比プラス158万4000台(7.6%増)の2233万6000台となり、引き続き60か国中で最大の伸びを記録した。次いでリーマンショック後の落ち込みから堅調な回復が続く米国市場がプラス92万台(5.9%増)の1652万1000台となり、米中2大市場が世界販売の伸びを牽引した。

一方で、中国以外の新興国では市場縮小が目立った。政治・経済情勢の悪化や、新車購入に関する支援策の廃止などが逆風となり、これまで好調だったタイ(42万1000台減)、ロシア(28万6000台減)、アルゼンチン(26万4000台減)、ブラジル(24万7000台減)などが軒並み大幅減となった。

なお、約200か国におよぶ全世界の2014年新車販売台数(中大型商用車除く)は、8650万~8720万台と推定される。

《纐纈敏也@DAYS》

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