華人ボイコット発言、党内から支援の声 「謝罪しない」イスマイル氏…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア クアラルンプール
マレーシア クアラルンプール 全 1 枚 拡大写真

イスマイル・サブリ・ヤアコブ農業農業関連産業相がフェイスブック上に華人ビジネスに対する不買を呼び掛ける発言を書き込んでいた問題で、マレー人左派だけでなく与党第一党・統一マレー国民組織(UMNO)内部からも次々とイスマイル氏を擁護する声が上がっている。

イスマイル氏に対する華人の猛烈な批判を受けて、UMNO青年部幹部らが早速イスマイル氏擁護の声を上げており、その矛先はイスマイル氏批判の急先鋒となっている、与党連合・国民戦線(BN)で共闘するマレーシア華人協会(MCA)にも向けられている。MCAの閣内ポストを減らせとの強硬な声も上がっているという。「シナル・ハリアン」によるとUMNO地方支部長70人あまりが支援のために集まる意向を示しているという。

イスマイル氏は警察長官が煽動法違反で事情聴取すると述べたことを受けて、警察の捜査に全面的に協力すると言明。ただ書き込み対する謝罪をする気は毛頭ないと言明した。一方、共闘するMCAについては一定の配慮をみせ、同じBN政党どうしであり話し合いで誤解が解けるとの見方を示した。

イスマイル氏の発言は、昨今のマレー・イスラム権利を声高に叫ぶイスラム急進派の意向に沿ったもので、多分にUMNOの票田であるマレー・イスラムの受けを狙った発言。野党・民主行動党(DAP)トニー・プア議員は、不当な価格吊り上げなどは全国的で起きている現象であり、特に華人だけが行なっているという証拠はないと指摘し、UMNOが常套手段としているウソの宣伝戦略の一環だと批判した。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 『セリカ』が復活、トヨタGRに大きな動きが!…7月のスクープ記事ベスト5
  2. トヨタ『セリカ』ついに復活へ、GRスポーツ戦略は3本柱に?
  3. フィアット『トポリーノ』に「Vilebrequin」、地中海沿岸のライフスタイルを表現
  4. ヤマハの原付電動スクーター『JOG E』全国発売へ…7月のモーターサイクル記事ベスト5
  5. トヨタ『ルーミー』フルモデルチェンジは延期!?「大幅改良」の可能性が高まる理由とは
  6. 【トヨタ RAV4アドベンチャー 新型試乗】これぞトヨタの大黒柱! 現行ハイブリッド車でベストと思える洗練度
  7. レンジローバーが“大変身”! 巨大曲面ディススプレイ採用か…改良新型をスクープ
  8. 日産『ノート』が走行不能のおそれ…7月掲載のリコール記事まとめ
  9. 採算だけでは説明できない、BYDが軽EV『ラッコ』を開発した本当の理由
  10. 8/20申込締切 世界をリードするEVの雄「BYD」~その真の技術力と日本市場での戦略に迫る!~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 3000アンペアの急速充電に世界初成功、電動トラックの未来を切り開く…MAN
  2. 中国サプライヤーが日本市場へ本格攻勢、“長期戦略”と“チャイナスピード”両立する「DESAY SV」次の一手とは
  3. 機械式駐車場の最適化コンサル、マンション管理組合向けに新サービス開始…さくら事務所
  4. 大和ハウスベンチャーズ、自動運転幹線輸送のT2に出資…レベル4実現へ
  5. 【バッテリー リスキリング講座】車載用全固体電池の開発状況と今後の展望
ランキングをもっと見る