ホンダマレーシア、新型「HR-V」を発表

エマージング・マーケット 東南アジア
ホンダ HR-V(日本名:ヴェゼル)写真はインドネシア仕様
ホンダ HR-V(日本名:ヴェゼル)写真はインドネシア仕様 全 1 枚 拡大写真

ホンダ・マレーシアは5日、コンパクトスポーツ多目的車(SUV)の新型「HR-V」(排気量1.8リットル)を発表した。月間の販売台数は700台。

「HR-V」は、昨年日本においてコンパクトSUVでベストセラーとなった。排気量1.8リットルのi-VTEC SOHCエンジンが搭載されている。また新たな無段変速機(CVT)も搭載されており、燃費が従来よりも良く、スムーズな加速が可能になっている。

6つのエアバッグやマルチアングル・リアカメラ、エマージェンシー・ストップ・シグナルなども搭載され、安全性が向上した。「S」、「E」、「V」の3バリエーションからなり、「S」は9万9,800リンギで10万リンギを下回った。「E」は10万8,800リンギ、「V」は11万8,800リンギとなった。5年間の保証が付く。

ロスラン・アブドラ会長兼最高執行責任者(COO)は、マレーシアのSUVセグメントの販売台数は2010年1万8,000台だったが、2014年には3万1,000台となり、わずか5年で74%増加したと明らかにした。上級のSUVがシェアを占めており、コンパクトSUVに大きな可能性があるとの見解を示した。

広瀬やよい

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