デング熱に新しい症状、吐き気や下痢など…マレーシア保健省

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デング熱に新たな症状が加えられた。これまで熱、発疹、頭痛、身体の痛みがデング熱の典型的症状とされてきたが、マレーシア保健省のジェヤインドラン副次官は、新たに吐き気、嘔吐、下痢も症状として加えたと発表。医師に注意を呼び掛けた。ザ・サンが伝えた。

ジェヤインドラン氏によると、デング熱固有の症状を示さず、吐き気や下痢の症状のみのデング患者がいたことが最近分かった。

クアラルンプール病院に運び込まれた14歳の少年と30歳台の女性の場合、民間診療所で食中毒と診断され、病状が悪化してから移送されたため、死亡したという。

デング熱はヤブカが媒介する熱性疾患。保健省の最近の調査によると、感染者の70%は自宅敷地内でヤブカに刺され、デング熱にかかっている。

蚊の繁殖が確認された物は、水タンク、下水溝、バケツ、花瓶、鉢の受け皿、投棄された瓶、タイヤなどで、水のよどみを作らないことが蚊の繁殖防止に重要だという。

小栗 茂

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