タカタ、リコール費用増加で当期赤字310億円に下方修正

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タカタのエアバッグリコール対象となっているホンダ アコード
タカタのエアバッグリコール対象となっているホンダ アコード 全 1 枚 拡大写真

タカタは、2015年3月期通期連結業績見通しで、最終損益を前回予想の250億円の赤字から310億円の赤字に下方修正した。エアバッグ関連のリコール費用が増えるため。

売上高は前回予想から200億円プラスの6200億円、経常利益が5億円増の320億円となる見込み。

2014年4-12月期(第3四半期)の連結決算は、売上高が前年同期比15.6%増の4698億8200万円と増収だった。為替換算の影響もあって全地域で増収となった。

収益は、欧州が減益だったものの、米州、アジア、日本が増益となり、営業利益は同8.9%増の233億6200万円、経常利益が為替差益の効果で同31.1%増の277億6600万円と本業の業績は好調だった。

当期損益は324億8200万円の赤字だった。エアバッグ製品の一部を、自動車メーカーがリコールの届出を行ったことを受け、製品保証引当金繰入額を特別損失として追加計上したため。

《レスポンス編集部》

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