コスモ石油、原油安による在庫評価損で当期損益621億円の赤字…第3四半期決算

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コスモ石油が発表した2014年4-12月期(第3四半期)の連結決算は、原油安による在庫評価損の影響で当期損益が621億円の赤字に転落した。前年同期は45億円の黒字だった。

売上高は前年同期比9.0%減の2兆3408億円と減収だった。石油事業で原油価格の下落と製品販売数量が減少して減収となった。

損益は、原油価格の下落に伴ってたな卸資産在庫評価影響が売上原価を大幅に押し上げたことなどから、営業損益は157億円の赤字、経常損益が252億円の赤字だった。

通期業績見通しも原油価格の急落に伴い、在庫評価損が前回予想よりも大幅に増加する見通しで、下方修正した。売上高は前回予想より3940億円マイナスの3兆0710億円に下方修正した。

営業損益は620億円の黒字予想から440億円の赤字、経常損益が570億円の黒字から570億円の赤字、当期損益が140億円の黒字から910億円に下方修正した。

《レスポンス編集部》

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