「はやぶさ2」、基本的な動作・機能を確認…3月ごろに巡航運転フェーズ

宇宙 テクノロジー
「はやぶさ2」(CG) (C) JAXA
「はやぶさ2」(CG) (C) JAXA 全 1 枚 拡大写真

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2014年12月3日に打ち上げた「はやぶさ2」の状況を公表した。

「はやぶさ2」は現在、初期機能確認期間にあり、1月末までに搭載各機器と地上システムの基本的な動作・機能を順次確認した。

イオンエンジン4台については、1台ずつ稼働を確認、軌道上で初めて推力(7-10mN)が発生した。

また、探査機とNASA DSN各局との間で通信に成功、日本の探査機として初めて深宇宙Ka帯通信を確立した。Ka帯通信は、探査機が小惑星近傍滞在ミッションを行う際の観測データ伝送に使用される。

さらに、イオンエンジン2台、3台それぞれによる長時間自律運転試験を実施し、24時間連続運転を達成。最大推力も計画通り約28mN発生していることを確認した。

JAXAでは現在、探査機は万全の状態にあるとしている。「はやぶさ2」は引き続き複数機器の連係動作などの機能確認を実施した後、3月頃から、イオンエンジン噴射による加速と軌道制御を行い、小惑星に向けた本格的な航行運転を行う「巡航運転フェーズ」に入る予定。

《レスポンス編集部》

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