スバル 米国販売、23.7%増の4万台超え…過去最高 1月

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新型スバル アウトバック
新型スバル アウトバック 全 5 枚 拡大写真

スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは2月3日、1月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、1月としては過去最高の4万0812台。前年同月比は23.7%の大幅増で、38か月連続で前年実績を上回った。

牽引役を果たしたのは、主力車種の『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)。新型投入の効果で、1月は1万1351台を販売。前年同月比は37.9%増と、7か月連続で増加した。2014年2月のシカゴモーターショー14で新型を発表した『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)も、新型投入により、41.9%増の3881台と、7か月連続のプラス。

2013年春にモデルチェンジした『フォレスター』は、1月の記録を更新する1万1210台を販売。前年同月比は4.1%増と、引き続き好調だった。フォレスターの月販台数が1万台を超えたのは、18か月連続。

2012年9月に発売された『XVクロストレック』(日本名:『インプレッサXV』)は回復。1月は6513台を販売。前年同月比は35.7%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

また、新型『WRX』シリーズも、良好な立ち上がり。2013年11月のロサンゼルスモーターショー13で発表された新型WRXが、新型『WRX STI』を含めて、1月の新記録となる2431台を販売。前年同月比は、58.6%増と、大幅増を維持した。『インプレッサ』(「WRX」を除く)は1月、5096台を販売。前年同月比は19.9%増と、2か月連続で増加した。

スバルの2014年米国新車販売は、前年比21%増の51万3693台と、年間販売の新記録。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「1月としては、過去最高の実績。2015年も、力強いスタートを切った」と語っている。

《森脇稔》

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