緊急時、通信不能の状態でも使える…地域密着型防災&防犯アプリ

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「足立区防災ナビ」のメニュー画面。災害時に必要な基本機能として、大きなアイコンはオフラインでも利用可能だ《撮影:編集部》
「足立区防災ナビ」のメニュー画面。災害時に必要な基本機能として、大きなアイコンはオフラインでも利用可能だ《撮影:編集部》 全 2 枚 拡大写真

 コムネットシステムは、5・6日にパシフィコ横浜で開催された「第19回 震災対策技術展 横浜」にて、スマートフォン向け災害対策・防災アプリ「My防災NAVI」を展示した。

 「My防災NAVI」は地域自治体が所有する防災マップ、防災マニュアル、避難施設一覧などの防災コンテンツの提供を受けてパッケージ化し、地域自治体公式の防災アプリとしてリリースするというもの。地域特性に合わせたカスタマイズも可能だ。

 災害時を考え、基本的な機能はオフラインでも利用できるのが大きなポイント。GPSを利用した現在地表示や避難所・医療機関の情報を表示できる「防災マップ」機能、自治体の防災ガイドを表示する「防災ガイド」機能、避難所施設を一覧表示する「施設リスト」機能が利用可能だ。オンラインなら自治体のRSSやTwitterなどを確認できる。

 防災という視点だけでなく、普段使いとして「防犯」にフォーカスした機能も有する。例えば「防災・防犯ふえ」は、ワンタッチでホイッスル音を発報できる機能で、恐怖で声が出せないような時でも大きな音で周囲の注目を集めることが可能。また、街灯が少ない場所を歩く際には「防災・防犯懐中電灯」を使えば安心だ。

 また、ライブカメラ映像のリンクも貼られており、先行して採用されている足立区なら、荒川の水位などもアプリから簡単に確認できるので、通学前に子供に注意喚起を促すこともできる。地域自治体が公式アプリとして導入し、それを住民が防災アプリとして使用するという形となる。5日時点で、東京都足立区が導入している。

自治体に密着した情報を提供するスマホ向け防災&防犯アプリ「My防災NAVI」

《小菅@RBB TODAY》

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