世界初のイスラム株価指数、馬ナジブ首相が発表

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

ナジブ・ラザク首相は10日、世界で初めて導入されるシャリア(イスラム法)に則った株価指数を発表した。

イスラム教に沿っているかどうかをベンチマークを通して指数化する。司法や経済、教育、インフラ整備、環境、健康、文化、政治、社会性の8つのベンチマークで構成される。政策やイニシアティブなどのベンチマークについては今年の実績をもとに、来年から導入される。

マレーシアが世界の他のイスラム国家に先駆けてシャリア準拠の株価指数を導入することで、他の国々も後に続くと見込まれている。

ナジブ首相は、株価が導入されることで、どの程度シャリアに沿っているかを計測することができるとした上で、どの分野で政府による改善が行われているかも図ることができるとの見解を示した。

イスラム株価指数の導入には、独立した第三者機関の関与という面から、国際イスラム大学(UIA)が銘柄組み入れなどに協力している。
(ザ・スター、2月11日、ベルナマ通信、2月10日)

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. マルチスズキ、ジムニー5ドアの輸出が10万台突破…最多出荷先は日本
  6. ホンダのSUV『パスポート』、オフロード性能を極めるコンセプトカー提案…SEMA 2025
  7. 「逆輸入候補!?」カッコよすぎる『カムリ』がSNSで話題に、SEMAで公開「GT-Sコンセプト」の強烈デザイン
  8. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  9. 「黄色い」ネオレトロバイクがサプライズ公開! 往年の“スピードブロック“再現した新『XSR900GP』…ジャパンモビリティショー2025
  10. ロイター「日本にとって警鐘」…BYDが新型軽EV『ラッコ』をジャパンモビリティショー2025で公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る