政府「教育法」反対の学生デモが活発化…3団体がヤンゴン集結

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次世代のためにも 民主的な教育システムを要求

政府が提示する教育法に反対する学生のデモが、ヤンゴンに向かっている。

デモ隊は3つのグループに分かれ、各地をスタートした。

第1グループは、1月20日にマンダレーを出発。2月6日、Taungtwingyi管区のSattwar村を経て、Aunglanに向かった。第2グループはエーヤワディー地区のPatheinから出発し、2月3日に第1団に合流した。第3グループはMonywaとPakokkuから出発し、7日、Nyaung Uを経由してMagway地区で合流した。

Sattwar村からは高校生もデモに参加した。参加者の1人によれば、高校にはコンピュータ室があるが生徒は使用できないという。参加者は、
今後、このような既存の教育システムを支持するつもりはない。民主的な教育を実現するため、私たちの後の世代のためにも改革を求めたい。(Eleven Myanmarより)
と語っている。

沿道住民、僧侶等はデモを歓迎

トータル400マイルを行進する学生たちへの市民の反応は好意的で、沿道でさまざまな品を受け取った学生もいるという。エーヤワディー地区では100名の学生がデモに合流、沿道ではおよそ1万人の住民や僧侶等が彼らを歓迎した。

7日、Nyaung Uに到着したデモ隊は、集まった人々に向けてデモ行進をする理由などを説明した。

学生の主な主張は、「学生組合組織の設立」、「民主的な教育」、「国が定める教育法への反対」。彼らは、政府による一方的な決定を覆すことを目的に、要求が通るまで主張を続けるとしている。

(画像:Eleven Myanmarより)

教育法に反対する学生デモ、3グループが合流

《ミャンマーニュース》

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