与党MICの党首選、スブラマニアム副党首が出馬の意向 マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

与党連合・国民戦線(BN)所属政党、マレーシア・インド人会議(MIC)で内紛の原因となった前回党内選挙のやり直しが行なわれるのが確実な情勢となっているが、党首選ではナンバー2のS.スブラマニアム副党首が出馬する意向を初めて明らかにした。

15日にクアラルンプール(KL)市内で行なわれた支援者の会に出席したスブラマニアム氏は、「すでに国政で人的資源相や保健相を歴任しており、これ以上の地位は求めていない」と述べ、あくまで分裂を回避して党を守るための出馬であることを強調した。同支援者の会には全国の支部から2,000人以上が出席したという。M.サラヴァナン党首補、C.シヴァラージ青年部長、M.モハナ婦人部長をはじめ、ベテラン幹部らがスブラマニアム氏の支援を表明している。

MICでは長い間、幹部間の話し合いによって党首が決められており、党首選が実施されれば実に22年ぶりとなる。2013年11月に行なわれた前回党内選挙ではG.パラニベル党首が無投票で当選した。やり直し選挙でもパラニベル氏が党首選に打って出る見通しだ。
選挙の無効を主張する党内若手らの訴えを受けて、団体登録局(ROS)は昨年12月5日、MICに対し90日以内に選挙をやり直すよう指示していた。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  6. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  7. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  8. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  9. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  10. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る