車内音声通話の雑音を96%除去、三菱電機が新技術開発

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三菱電機・雑音除去技術
三菱電機・雑音除去技術 全 1 枚 拡大写真

三菱電機は2月17日、カーナビなどに搭載されているハンズフリー通話の雑音除去技術を開発したと発表した。

三菱電機では、人の声帯の振動や口腔の形状で決まる音声の特徴を活用して音声モデルを構築。それをもとに、様々な雑音が混在する音から目的の音声信号のみを抽出する機械学習技術(ニューラルネットワーク)を確立した。

従来困難だったウインカーやワイパーの作動音などの非定常雑音を含む雑音を96%取り除き、聞き取りやすい音声通話を実現する。

同社では今後、2018年ごろに車載機器への搭載を目指す。さらに、雑音の多い工場の現場やエレベーター内での音声通話への適用も検討していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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