“攻めのソニー”…こんどは「透過式メガネ型端末」試作モデルを公開

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「SmartEyeglass」を開発者向けバージョンが3月10日に発売
「SmartEyeglass」を開発者向けバージョンが3月10日に発売 全 2 枚 拡大写真

 ソニーは17日、対応スマートフォンと連携してテキストや画像などの情報を表示させる透過式メガネ型ウェアラブル端末「SmartEyeglass Developer Edition」を3月10日に発売すると発表した。アプリ開発者向けとなる。

 同社では、透過式メガネ型ウェアラブル端末「SmartEyeglass」の開発を2014年9月に発表。今回の「SmartEyeglass Developer Edition」は、「SmartEyeglass」のアプリ開発を促進するためにアプリ開発者に向けて販売されるセミプロトタイプ。日本、アメリカ、イギリス、ドイツで発売されるほか、産業用途の法人開発者向けにフランス、イタリア、スペイン、ベルギー、オランダ、スウェーデンでも購入が可能となる。販売は、アプリケーション開発支援サイト「Sony Developer World」のSmartEyeglass専用ページを通じて行われる。

 価格は日本では100,000円、米国では840ドル、欧州では670ユーロ(いずれも税抜価格)。さらに一層のアプリ開発を促進するために、先行リリース版として提供しているソフトウェア開発キット(SDK)を更新して、正式リリース版の提供も開始される。

 「SmartEyeglass」は両眼透過式メガネ型ディスプレイで、BluetoothやWi-Fiでスマートフォンと接続。CMOSイメージセンサー、加速度センサー、ジャイロスコープ、電子コンパス、照度センサー、マイクなどの多彩なセンシング機能を活用して、目の前にある風景に重ねて情報を見られることが特長。

ソニー、透過式メガネ型端末「SmartEyeglass」を開発者向けに3月10日発売

《関口賢@RBB TODAY》

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