【ジュネーブモーターショー15】マクラーレン P1 にレース専用車、「GTR」…最大出力1000ps

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マクラーレン P1 GTR の量産モデル
マクラーレン P1 GTR の量産モデル 全 6 枚 拡大写真

英国のスーパーカーメーカー、マクラーレンオートモーティブは2月18日、『P1 GTR』の量産モデルの概要を明らかにした。実車は3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー15で初公開される。

『P1』は、マクラーレンのラインナップの頂点に位置するスーパーカー。同車のサーキット専用車として、開発されたのが、P1 GTR。P1 GTRは、市販車のP1対して、大型のリアウイングなど、アグレッシブなエアロダイナミクスボディを採用。同社によると、市販車のP1比で、ダウンフォースは10%以上、高めているという。

3.8リットルV型8気筒ツインターボエンジンと、ハイブリッドシステムの「IPAS」(インスタント・パワー・アシスト・システム)にも専用チューニングを実施。システムトータル出力は、916psから1000psへ、84ps引き上げられた。

軽量化も推進。サイドウィンドウはポリカーボネート製に、ルーフはカーボンファイバー製に変更するなどして、市販車のP1に対して、50kgの軽量化を果たす。

P1 GTRは、市販車のP1(世界限定375台)の最終生産車がラインオフする予定の2015年6月以降、限定生産に移される。

《森脇稔》

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