プジョー・シトロエン・ジャポンから発売されている『グランドC4ピカソ』と『C4ピカソ』。この“ピカソ”という名称は、20世紀を代表する芸術家、パブロ・ピカソにちなんで名付けられている。
シトロエンは現在、日本未導入の『C3ピカソ』も含め、3種類のピカソと名の付くクルマがある。シトロエンの中で、どういったクルマをピカソと呼んでいるのか。同社広報部シトロエンPRマネジャーの村田佳代さんによると、「実はパブロ・ピカソは陶芸や版画、油絵など様々な芸術作品を残しており、いまでいうマルチプレイヤーだった。そのマルチプレイヤーぶりをクルマに落とし込んだのが、このピカソと呼ばれるクルマなのだ」と説明。
つまり、多人数乗車だけでなく、デザイン、開放感、走行性能など、様々なベクトルに対して優れた特徴を有するクルマを指しているのだ。
そしてまた、「パブロ・ピカソが持っていた情熱や芸術性も表現されていることは当然だ」と語った。