フォード、カーボンファイバーの研究開発を強化

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フォード フュージョン の軽量コンセプトカー
フォード フュージョン の軽量コンセプトカー 全 3 枚 拡大写真

米国の自動車大手、フォードモーターは2月12日、カーボンファイバー素材の研究開発を強化すると発表した。

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自動車の重量を軽くし、運動性能や燃費性能の向上効果が期待されるカーボンファイバー素材。これまで、高級スポーツカーなど、高価な車両が中心だったカーボンファイバーを、量販車に採用しようという取り組みが始まっている。

フォードモーターの欧州部門は2012年10月、同社の最量販コンパクトカー、フォード『フォーカス』にカーボンファイバー製ボンネットを装着したプロトタイプ車を、ドイツで披露。

フォードモーターは、カーボンファイバー製部品の量販車への採用を狙って、コスト削減を含めた研究開発を促進。今後10年間で、市販車にカーボンなどの軽量素材を導入し、1台当たり最大で340kgもの軽量化を図る目標を掲げていた。

今回、この取り組みの一環として、フォードモーターはDowAksa社と協力すると発表。カーボンファイバー素材の研究開発を共同で行い、低コストで大量生産できるカーボンファイバーの実用化を目指す。

《森脇稔》

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