伊藤忠、3次元サクションブロー成形装置の販売開始…自動車の軽量化に貢献

自動車 ビジネス 企業動向
伊SOFFIAGGIO TECNICA S.r.l社(S.T.社)
伊SOFFIAGGIO TECNICA S.r.l社(S.T.社) 全 1 枚 拡大写真

伊藤忠商事は2月23日、子会社の伊藤忠システックが、伊SOFFIAGGIO TECNICA S.r.l社(S.T.社)と、3次元サクションブロー成形装置の日本総販売代理店契約を締結したと発表した。

3次元サクションブロー成形装置は、部品と部品を結ぶ、長尺で複雑な樹脂製ダクトを一体成形することのできる機械。同装置は、自動車の軽量化やエンジンの小型化に貢献する自動車部品の樹脂化技術として注目されている。

S.T.社は、3次元サクションブロー成形量産装置の開発にいち早く着手し、重量が従来型ダクトの半分以下となる製品の生産に成功すると同時に約3割の製造コスト削減を実現した。

伊藤忠システックは今回、日本における総販売代理店契約を締結。3月よりデモ機を導入し、装置見学およびテスト実施を行い、国内の自動車部品メーカー向けに同装置の販売を開始する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. 日産の新型SUV『テクトン』、写真公開…2026年発売へ
  3. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  4. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る