JR西日本、近畿圏ICOCAエリアを拡大…兵庫・和歌山地区

鉄道 企業動向
近畿圏のICOCAエリア。今年8月に和歌山地区の利用可能エリアが拡大し、来年3月には兵庫地区でもICOCAエリアが拡大する予定だ。
近畿圏のICOCAエリア。今年8月に和歌山地区の利用可能エリアが拡大し、来年3月には兵庫地区でもICOCAエリアが拡大する予定だ。 全 2 枚 拡大写真

JR西日本は2月23日、同社のICカード「ICOCA」のサービスを拡充すると発表した。2016年春までに、和歌山地区と兵庫地区でICOCAが利用できる範囲を拡大する。

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同社の発表によると、新たにICOCAのエリアになるのは、和歌山地区の紀勢本線和歌山~海南間と、兵庫地区の加古川線加古川~西脇市間、播但線姫路~寺前間、姫新線姫路~播磨新宮間。和歌山地区は今年8月からICOCAのサービス範囲を拡大し、兵庫地区は2016年3月からICOCAエリアを拡大する。いずれの区間も、既にICOCAが導入されている和歌山・加古川・姫路各駅を除き、各区間内の全ての駅にICOCAのサービスを新たに導入する。サービスの詳細や開始日は後日案内する。

このほか、ICOCAカードの発売額も増やす。現在は2000円(うちデポジット500円)の1種類だけだが、新たに1000円・3000円・5000円・1万円の4種類を追加して全5種類にする。ただし、子供用のICOCA(こどもICOCA)と、クレジットカードでのチャージなどに対応した記名式ICOCA(スマートICOCA)は、これまでと同じ2000円の1種類だけとなる。

新しい発売額のカードは、ICOCAエリア内のピンク色の新型券売機でのみ発売。4月以降、機能改修が完了した券売機から順次サービスを開始する。

《草町義和》

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